【初心者必見】リスティング広告のやり方を0から解説|トラブルへの対処法も紹介!

イメージ画像_リスティング広告やり方 WEB広告

「リスティング広告をだしてみたいけどやり方がわからない」
「リスティング広告をやってみたけどなかなか効果が出ない」

このようなことでお悩みではありませんか?

リスティング広告は多くのユーザーの目に留まる有益な広告媒体です。ただし、ターゲットの設定・キーワードの設定を適切に行わないと、成果が出にくいことがあります。多くのキーワードがあふれる検索画面でユーザーのクリックを誘い、購入につなげるにはリスティング広告の特徴を押さえて運用することが重要です。

このページでは広告運用初心者向けにリスティング広告について基本的な知識や設定の手順を解説していきます。実際の管理画面を載せていますので、設定のマニュアルとしての使用も可能です。

【この記事を読んでわかること】

  • リスティング広告の基礎知識
  • リスティング広告のメリット・デメリット
  • リスティング広告の設定手順
  • リスティング広告で効果を出すためのコツ
  • 運用に困ったときに利用したいサービス

これからリスティング広告を運用する人・リスティング広告に慣れていない人が最初に読むべき内容をまとめました。ぜひ参考にしてください。

やり方の前に!リスティング広告の基礎知識

イメージ画像_リスティング広告やり方

リスティング広告の運用方法を知る前にまずは基礎知識を確認しておきましょう。ここで解説する基礎知識がないと、「湯水のごとく広告費用が消えていく…」といった状況に陥ってしまうでしょう。

ここでは、以下に関して解説していきます。

【リスティング広告の基礎知識】

  • 掲載場所
  • 現行の形式
  • 料金体系

リスティング広告の基礎知識①掲載場所

リスティング広告の掲載場所はGoogle・Yahoo!の検索画面です。実際にGoogleでは以下のように表示されます。

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検索画面の上部あるいは下部に表示され「広告」と書かれているのが特徴です。

多くの人が検索する検索キーワードは、広告の掲載希望数も多く、目立つ位置に掲載されることが重要なポイントです。次の画像のように、掲載位置の1番目と2番目ではクリック率に大きな差が生じます。

【掲載場所ごとのCTR】

計算順位CTR
112.2%
1.54.3%
21.5%
2.50.5%
30.2%
3.50.1%
40.0%
4.50.0%

(参考:PPC Click-Through Rate by Position: Does Rank Matter?

このデータから分かるように広告において一番上に掲載されることは成果に繋げる上で非常に重要であることがわかります。

目立ちやすい検索画面の上部に表示されるかどうか=掲載順位は「入札価格」と「広告の品質」からなる「広告ランク」で決まります。

【広告ランクの要因】

入札価格いくらで広告を入稿するか
広告の品質クリック率・検索語句との関連性・リンク先のページの品質

つまり、広告予算を割いても広告の質が低ければ最上位に掲載されることはありませんし、その逆もしかりです。

このバランスを考えることがリスティング広告においては非常に重要になります。

原稿の形式

リスティング広告の原稿は、「見出し・URL・説明文」の3要素で構成されるテキストです。テキストの文字数や使用できる文字・記号には制限があります。以下は「ノートパソコン 人気」と検索した際の広告のテキストです。

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この中で最も成果に与える影響が大きいのが見出しです。あなたも何かを検索した時に、タイトルを見てどのコンテンツをクリックするかを判断するのではないでしょうか?

どれほどランディングページの品質が高くても、興味を引くような見出しをつけていないと、読まれることはありません。成果を最大化する見出しを作るためには、検索者のニーズをとにかく深掘りすることです。

料金体系

リスティング広告の料金の課金方式の特徴は「クリック課金」「入札形式(オークション)」です。

【リスティング広告の料金の特徴】

クリック課金広告がクリックされたときに料金が発生する
入札形式(オークション)クリックされたときの上限金額は広告主が自分で設定する

さらに、入札形式には次のルールや特徴があります。

【入札形式のルール・特徴】

  • 最低入札価格以上での入札が必要
  • 最低入札価格はキーワードによって異なる
  • 競合の多いキーワードは最低入札価格が高くなる傾向

前述した通り、入札金額が高いほど掲載順位が上がり、ユーザーの目立つ位置に表示される可能性が高くなります。

リスティング広告のやり方手順

イメージ画像_リスティング広告やり方

リスティング広告のやり方の手順を解説します。初めて出稿する人でもわかりやすいように以下の6つの手順に分けて説明していきます。

【リスティング広告のやり方手順】

  1. アカウントを開設する
  2. キャンペーンを作成する
  3. キーワードを作成する
  4. ターゲットを設定する
  5. 予算・入札単価を設定する
  6. 審査後に運用が始まる

必要な操作を一つずつ確認していきましょう。

手順1:アカウントを開設する

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まずはGoogle広告のアカウントの開設を行います。すでにGoogleのアカウントを持っている場合であっても、「Google広告」のアカウント登録が必要なので注意してください。メールアドレス・サイトURLなどの必要情報を入力します。

手順2:キャンペーンを作成する

イメージ画像_リスティング広告やり方

次に広告のキャンペーンを作成します。「新しいキャンペーンを作成」をクリックし、広告の目標を設定します。リスティング広告の目的は次の3つから選んでください。

【リスティング広告のキャンペーンの目的】

目標用途該当する機能
販売促進オンライン、アプリ内、電話、店舗での販売を促進するお客様のサイトを訪れたことがあるユーザー、または購入に至る可能性が高いユーザーに働きかける購入プロセスまたはコンバージョン プロセスの起点となる機能。例: クリック重視の入札戦略、アセット、Google と提携するサイト / 動画 / アプリを見込み顧客が閲覧するタイミングを捉えて表示する広告。
見込み顧客の獲得関連性の高いユーザーに、ニュースレターの配信登録や連絡先情報の提供などを通じて関心を示すよう促すコンバージョン プロセスの起点となる機能。例: オーディエンス ターゲティング、アセット、Google と提携するサイト / 動画 / アプリをユーザーが閲覧するタイミングを捉えて表示する広告。
ウェブサイトのトラフィック見込み顧客にウェブサイトへの訪問を促す購入候補となる商品を探しているユーザーに働きかける機能。例: 関連性の高い広告見出しが動的に挿入される広告、アセット、サイト訪問数の増加に役立つ入札戦略。

(参考:Google広告ヘルプ

キャンペーンが選択できたら「キャンペーンタイプを選択してください」という画面に遷移します。キャンペーンタイプはリスティング広告を示す「検索」を選んでください。

手順3:キーワードを作成する

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いよいよキーワードの作成です。この画面で設定した内容が実際の広告文として検索画面に表示されます。設定する内容は主に次の項目です。

【キーワード設定】

リンク先のURL広告をクリックしたときに表示されるページのURL
広告の見出し広告のタイトル。30文字まで入力できる。
説明文見出しの下に表示されるテキスト。90文字まで入力できる。

見出しや説明文は字数制限があります。字数以内に魅力的な内容を表現できるよう、他社のテキストを参考にしながらキーワード選定の腕を磨いていきましょう。

手順4:ターゲットを設定する

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続いてターゲットの設定をします。後ほど設定を変更することができるので細かく決まっていない場合は飛ばしても問題ありません。「ターゲティングとオーディエンス」の画面では以下の項目を設定します。

【ターゲットとオーディエンス】

  • 配信地域
  • 言語
  • オーディエンス

オーディエンスとは、次のような項目を指します。

【オーディエンス】

  • 特定の趣味や関心
  • 検索意図
  • 子どもの有無
  • 配偶者の有無
  • 住宅所有しているかどうか

ターゲット・オーディエンスを設定することで特定のターゲットのみに広告を表示させることが可能です。

手順5:予算・入札単価を設定する

イメージ画像_リスティング広告やり方

次の画面では予算・入札単価を設定します。

【予算・入札単価について】

予算1日の平均費用を設定する
入札単価キャンペーンで重要な指標を選択する

入札単価では主に以下の4つの指標から選びます。

【入札単価の指標】

  • コンバージョン
  • コンバージョン値
  • クリック数
  • インプレッションシェア

たとえば「クリック数」を選ぶと、広告がクリックされる回数が最大になるように入札戦略が自動で行われます。

手順6:審査後に運用が始まる

支払方法を設定したら広告の入稿作業は終了です。そのあとは、広告の内容に関する審査が行われます。Google広告の場合は早ければ5分、遅くても1営業日以内に審査が完了し、問題がなければ運用が始まります。

リスティング広告を成功させる運用のやり方

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リスティング広告は簡単に出稿できますが、費用対効果の高い運用を進めるためにはいくつかのコツがあります。初心者でも取り組みやすい3つのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【リスティング広告を成功させるポイント】

  • キーワードプランナーを活用してキーワードを作成する
  • 除外キーワードの設定
  • 広告オプションを活用する

キーワードプランナーを活用してキーワードを作成する

「どんなキーワードを設定すべきかわからない」ときにおすすめなのがGoogleが提供する「キーワードプランナー」サービスの活用です。キーワードプランナーは、無料で利用でき、キーワード調査に優れています。

【キーワードプランナーを使ってできること】

検索数の算出特定のキーワードがどれくらい検索されているかがわかります。月間のクリック数が想定でき、予算の算出に役立ちます。
関連性の高いキーワードの検索一緒に検索されることが多いキーワードがわかります。
例:「自動車」と検索した場合「自動車 保険」「自動車 免許」など
興味のあるキーワードの検索検索している人が興味のあるキーワードがわかります。
例:「自動車」と検索した場合、「車両保険」「中古」など

キーワードプランナーを活用することで、検索されやすいキーワードを選定することができるようになります。他社の分析と組み合わせて使用して、「より強いキーワード」を見つけることがリスティング広告運用の鍵になります。

除外キーワードの設定

除外キーワードを設定することで、関連性の薄いユーザーに広告が表示されることやコンバージョンにつながりにくいユーザーのクリックを防ぐことができ、費用対効果が高まります。

たとえば次のような語句を除外キーワードとして設定するのがおすすめです。

【除外キーワードの例】

語句の特徴除外すべき理由
商品と関連のない語句異なる商品やサービスに興味がある可能性が高いからサングラスが商材の場合
「ワイングラス」「レモングラス」などの部分的に一致している語句
情報収集のための語句情報収集のために検索している可能性が高く、広告がクリックされたとしても購入につながりにくいから「とは」「画像」「wiki」

「広告の運用に慣れてきたら、分析結果を見ながら、コンバージョン率が低いワードをどんどん除外キーワードとして設定していきましょう。コンバージョン率が高いユーザーにのみ広告が配信されるようになり、費用対効果が高まります。

広告オプションを活用する

広告オプションとは見出しやテキストのほかに広告に表示させられる情報の総称です。広告オプションを活用することで、広告から得られる情報が多くなりよりクリック率が高まります。

【広告オプションで表示させられる内容の一例】

  • 電話番号
  • メッセージ
  • 住所
  • 価格
  • アプリのリンク
  • 販売者の評価

広告オプションを活用すると広告ランクが高まりやすいというメリットもあります。積極的に活用していきましょう。

リスティング広告のやり方に困ったときの解決策

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ここまでの内容で広告の配信手順や運用のコツを紹介しましたが、初心者が短時間で成果を出すのは難しい反面があります。リアルタイムに修正できるメリットを活かしきれない場面も多いのではないでしょうか?

この章では、「リスティング広告で思ったような成果が出ない」「自分で配信を進めるのは不安」というときに活用したいサービスを紹介します。解説策の一つとして参考にしてみてください。

代理店に広告運用を依頼する

「効率良くリスティング広告の効果を出したい」と考えるのであれば、広告代理店にリスティング広告の運用を依頼するのが最適です。特にリスティング広告の予算が数十万円以上で、本格的に運用したい場合は費用対効果が高まりやすい傾向があります。

代理店に依頼したときの手数料の相場や出稿金額の20%程度です。自社にリソースがない場合でも、運用のプロによる本格的な運用ができ、成果が最短で出せる可能性が高まります。リスティング広告の運用を専門に行っている代理店もあるので、事例や実績を確認しながら代理店を選んでいきましょう。

自動運用ツールを利用する

近年、リスティング広告を自動で運用するツールやレポートを自動で作成できるツールが登場しています。自動運用ツールは次のような場合におすすめです。

【自動運用ツールがおすすめの場合】

  • リスティング広告を定期的に分析するリソースがない
  • すでに複数のアカウントを運用している
  • レポート作成に時間をかけたくない

広告代理店に依頼する費用はかけたくないが業務を効率化させたい、という人は自動運用ツールの利用を検討してみましょう。

併走型コンサルティングを付ける

「リスティング広告を自社で運用できるようになりたい」「運用しながら広告について学びたい」そういった場合は併走型のコンサルティングを付けるのがおすすめです。プロのアドバイスをもらいながら運用すれば、広告出稿の成果が出やすくなるだけでなく、運用スキルを身に付けることができます。

社内に広告運用できる人材が増えることは、ウェブマーケティングや広報活動の幅も広がるので会社にとって大きなメリットです。人件費・コンサルティング費用がかかるデメリットはありますが、長期的な視点を持って併走型のサービスの導入を検討してみましょう。

まとめ

イメージ画像_リスティング広告やり方

リスティング広告は、購買意欲の高い顧客にアプローチできる有益な広告媒体であることがわかりました。誰でも安価で出稿できる便利さの一方で、ユーザーの目に留まりやすい位置に表示させたり、クリック率を高めてコンバージョンにつなげるためには複数のテクニックが必要になります。

社内にリソースがない場合は、代理店やコンサルティングサービスを利用するなどして効率よく効果を狙うのも一つの方法です。リスティング広告を利用して、自社のサービスをどんどん広めていきましょう。

もちろんラディカルサポートでもリスティング広告の運用代行サービスをしております。
ご興味のあるかたはぜひお問い合わせください。

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