ホームページ制作をお考えの方へワンポイントアドバイス
ホームページを作るということは、お金と時間を投資するということです。どちらも大切な資産です。無駄になどしたくありませんよね。私もそう思います。
ですから、もし集客用のホームページを作るのでしたら、しっかりと考えて作って欲しいなと常々思っています。
当たり前の話しですが、ホームページがなければホームページ経由で新規の顧客を集めることができません。そこで問題となるのが、無いよりはマシという軽い気持ちで作った「とりあえずホームページ」しかないという状態です。
今や誰の名刺にもホームページの http://〜〜〜.jp などのURLが記載されています。
加えてユーザーの情報収集スキル向上です。これはインターネットの発達とスマートフォンの普及が影響しています。誰もが多くの選択肢の中から商品やサービスを比較検討することができるということを忘れてはいけません。
つまり、なんとなく作った「とりあえずホームページ」を公開しているという行為は、自分でお金を払ってライバルにお客様を流していることと同じなのです。完全な引き立て役です。あまりにももったいないと思いませんか?
ホームページの有効な使い方とは?
ホームページの活用としては次のような方法が一般的です。
(もちろん売上につなげることなのですが)
- 見込みのお客様からお問い合わせをしてもらい、その後の商談から売上につなげる
- 見込み客のリストを集める
- 既存のお客様に対するアフターフォローのツールとして
- お客様の会社のプロモーションとイメージアップ用のツールとして
失敗しやすい(成果につながりにくい)ホームページの特徴
私たちは、たくさんのホームページ集客の相談にのってきました。業種、予算、会社規模など、様々です。その中でも、成果につながりにくいホームページの傾向というものがあるのですが、わかりやすいものをいくつかあげさせていただくと次のとおりです。
- 会社パンフレットをそのままHTML化しただけのサイト
- 何年も更新していないサイト
- 何屋さんだか分かりにくいサイト
- あまりにも素人が作ったようなデザインのサイト
また、デザインさえ良ければと思われることもありますが、決してそうではないため注意が必要です。
ではどのようなポイントに気をつければよいのでしょうか?
検索で見つけてもらいやすくするためのキーワード設計でしょうか?それとも会社のイメージにあったデザインを計画することでしょうか?
どちらも大切なことですが、根本的な部分ではありません。
見込み顧客の抱えている問題(悩み)を汲み取っていますか?
ホームページを作るのですから内容を考えるのですが、ご自身の良い部分をアピールしたいがために、伝えるメッセージが専門的になりすぎてしまう、ということがよくあります。もし対象となる見込み顧客が、あなたと同じく専門家であるのであればよいのですが、そうではないかもしれません。むしろそうでないことがほとんどでしょう。
このようなケースでは、せっかくホームページを見てもらっても、ユーザーが内容を全く理解できないため反応を得ることができません。
ではどうしたらよいのでしょうか?
ポイントは、伝えている内容がユーザーの目線に合っているかどうかです。もし既にホームページをお持ちでしたら一度ユーザーになったつもりで内容を読んでみてみましょう。あなたの専門性は大切なポイントですからもちろん盛り込んでもらいたいのですが、もっと手前の基本的な情報が足りていないということに気づくはずです。
ただ中には「そんな簡単なことを書いたらバカにされるのでは?」という心配をされる方がいます。
でも「いったい誰にバカにされるのでしょうか?」
このような質問をすると、大抵の方は「同業者に」とお答えされます。
もしあなたが同業者から外注先としての仕事が欲しくてホームページを作るのであればこれでも良いのかもしれません。しかし、エンドユーザーから直接の依頼が欲しいと考えている場合はそうではありません。
同業者と見込み顧客であるエンドユーザー、どちらから「いいね」と思ってもらうことが大切か?を考えてみれば、どうすれば良いのかの答えはそれほど難しい質問ではないでしょう。
また、デザインに関しても同様です。ご自分の好みも大切かもしれません。しかしそれを追求することより、見込み顧客にどのような印象をもってもらうことのほうが、何倍も、何十倍も大切である、ということに気付きます。
ホームページで反応を得るためのポイント
ホームページに反応を得たければ、誰に何を伝えるのか?そしてどうして欲しいのか?それを明確にすることがポイントです。
これに関しては、少し勉強されている方でしたら当たり前と思われるでしょう。
しかし実際にホームページを作ろうとなったとき、このポイントが抜け落ちてしまっていることは少なくありません。
制作を依頼するときのポイント
ホームページを作るときは制作会社に依頼することが多いと思います。ホームページ集客を成功させるためには、プロの意見を参考にすることが近道であることは言うまでもありません。しかし、全てを頼り切ってしまうというのも問題です。なぜなら、あなたのビジネスはあなたが1番よく理解しているからです。
例えば見込み顧客像の設定です。
相性の良いお客様というのは、会社やお店、商品ごとに違うものです。例えばホームページを作った後から客層が合わなくなってしまうということがあります。これはイメージする顧客像のズレ、または全く考えずに作ってしまったことが原因かもしれません。もし接客を伴うビジネスだった場合は従業員にも大きなストレスを与えることでしょう。また、既存のお客様にも悪い印象を与える可能性があるため注意が必要です。
また、制作会社に集客設計やビジネスモデル的な部分のアドバイスもして欲しいと考えていることがあるかもしれません。ここは経験が左右する部分です。また会社のスタイルによって異なります。経営的な判断を求められる部分でもありますから、相談する相手がそのような視点を持ち合わせているということも大切なポイントです。流行ってるとかカッコイイとは全く別の視点です。ですから、この部分に関しましても、制作会社に頼りっきりにならないよう、ご自身でもしっかりと考えて欲しい部分となります。
とはいえ、これらを1人で考えるというのは、口で言うほど簡単ではありません。その場合は、複数人で意見を出し合ったり、専門家に吸い上げてもらう手伝いをしてもらうなどがおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
テクニカル的な面がほとんど無かったことに驚かれたかもしれません。もちろん、検索エンジン対策(SEO)やデザイン設計なども大切ですので、そちらもしっかりと考えて欲しい部分です。
しかし表面的なホームページでは反応が得られなくなってしまった今、まずは今回伝えた内容をしっかりと考えるということがポイントとなります。
今回のポイントを活かしてホームページ集客にお役立ていただけますと幸いです。
ちなみに、私たちはこれらのポイントをおさえられるようなスキームを用いてホームページ制作を行ってまいります。これは私たちの経験をフィードバックしながら作り上げたものです。企画の段階から携わることでお客様の魅力を引出して反応率を高めることが可能となります。弊社でホームページを作られた方からは「これをきっかけに、ビジネスを見直すことができた」と感謝の声をいただくことも少なくありません。
ですから、あなたがもし「集客できるホームページを作りたい!」とお考えでしたら、ぜひ弊社のホームページ制作相談(無料)にお申し込みくださいませ。お待ちしております。