新規顧客獲得50件!売上を増やすホームページができました。
栃木県小山市にある旭機工株式会社は、2014年にラディカルサポートのホームページ制作サービスを依頼した。2018年で運用3年目を迎え、順調に売上を伸ばしている。その経緯と効果について、代表取締役社長・根岸崇之氏にお話を伺った。
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旭機工株式会社とは -「地域密着」の商社
旭機工株式会社についてご紹介ください。
建機関係や自動車関係など、業種を問わず、工場で使用する機械工具・省力機器・伝導用品・産業機器等の販売と製品の追加工・部品の製作、その後の修理やメンテナンスを行っている製造業、いわゆる「ものづくり」をされている企業をお客様と位置づけさせていただいている商社です。
栃木県南・茨城県西地域を中心に、「地域密着」で経営をしております。
旭機工株式会社
他の業者にはない特長を教えてください。
製品を加工できる自社工場を所有していることです。
メーカーに「製品を特殊な形状に加工して納品してほしい」と注文をした場合、加工する工程が別になることもあり、納期が2~3週間かかるのが普通です。
弊社に注文をいただいた場合、メーカーから標準品(規格品)を取り寄せたのち、すぐに自社工場で加工を行います。状況によっては入荷次第即日加工し、速やかな納品を可能にしています。「使い勝手が良い」「非常に便利」だという声を多くいただいています。
倉庫内の様子
自社の「特長」「できること」をアピールするホームページを作りたい
ホームページはもともとお持ちだったのですか。
はい、ありました。
小山商工会議所の主催するセミナーに参加をして作成をしたものでした。
どのような問題を感じていましたか。
会社の所在地や業種など、情報が少なく、限定されているホームページでした。
弊社が「どのような仕事をしているか」「こういうことができる」ということをしっかり伝えられない部分がありました。「作ってそれまで」という感じでしたね。
同業者の半分以上は自社のホームページを持っている状況でした。弊社でもホームページを持ちたいと思っていたものの、どのように作っていったらいいのかという知識がなく、なかなか前に進まない状態でした。
問題を解決するために、制作業者を探しましたか。
ページ数は少ないけれど無料で制作をしてくれるという業者にお会いしたことがありました。
実際によくよく話を聞いてみると、更新できる部分が限られていました。
アピールしたいことを自由に載せられないことや、その後の管理や運用をしていけるだろうかという不安が拭いきれませんでした。
弊社のような製造業を専門にしている制作業者とやり取りをしたこともありました。
相手は業界に対する知識がありますから、専門的な用語を細かく説明しなくても伝わるところもありました。
でも、結局決めきれなかったのは、都心部の制作業者ということで、弊社との物理的距離があったことでした。
面と向かってやり取りをしたいと思っても、制約があり、難しいと思いました。
ラディカルサポートが提供する制作サービスには「安心感」があった
ラディカルサポートをどこで知りましたか。
2013年頃に、スマートフォンでFacebookを開いたときに、ラディカルサポートのホームページ制作サービスのセミナー広告が画面にポッと出てきました。佐野市のホームページ制作業者がセミナーを開催しているということでした。
「なにもしなければ前に進まない、どんな内容かちょっと聞きに行ってみよう」と思い、参加をしました。
セミナーに参加してどのようにお感じになりましたか。
「どういう風にホームページを作っていくか」というプロセスを教えていただきました。分かりやすかったですね。
弊社がこれまで不安に感じていた、依頼した後のサポート体制についても、しっかりしてくれると分かりました。ラディカルサポートは同県内で弊社から近く、いざというときにはすぐに来ていただけるのでは、という期待もありました。面と向かってやり取りできる制作業者がいいと思いました。
費用の説明も、非常にシンプルでした。ちゃんと価格一覧表があり、求めているサービスの選択がしやすいと思いました。
他のホームページ制作業者とは違う安心感がありました。
その後、社内で検討をし、「信頼できる制作業者としっかり組んで、きちんとしたホームページを作ろう」という話になりました。パソコンに詳しい人間を、私を含めて社内で4名ほど選び、ホームページ制作チームを立ち上げ、ラディカルサポートに依頼することを決めました。
ラディカルサポートにどのような依頼をしたのですか。
顧客に対し、弊社が「どのような仕事をしているのか」「どの分野に力を入れているのか」を分かりやすく、しっかり伝えたい。
弊社がターゲットとする地域の製造業のかたがたに「継続して」たくさん見ていただきたい。
弊社の大きな特長である自社工場で「こういうことができる」ということを、しっかりアピールするホームページを作りたいと依頼しました。
思いもつかないアドバイス - 本当に満足のいくホームページができた
制作にあたり、ラディカルサポートから、どのようなアドバイスがありましたか。
まずはじめに、「弊社の特長とはなにか」を明確にするための作業を行いました。
ラディカルサポートから専用のヒアリングシートをいただきました。 そのシートを持って、営業が既存顧客のもとへお願いにいきました。かなりの数が集まりました。
この作業は、なんだか通信簿をもらうようで、少々ハードルが高いとも思いましたが、弊社の「ここが便利だから取り引きしている」「ここが物足りない」という部分が改めて浮きぼりになりました。現状を正しく把握することができたと思います。
これはホームページ制作のための作業ではありましたけれど、通常業務においてもプラスになりました。頭の中で自社の特長が整理されましたから、新規顧客にスムーズに対応をすることができました。間違いなくやってよかったと思える作業でしたね。
現在のトップページ
次に、「顧客に継続して見ていただける」ように、「お役立ち情報」というページを作り、製造業で必要となる情報を、まとめて載せることにしました。そのひとつとして、重量・距離・面積といった単位について、数字を入れると、自動的に換算をしてくれる「単位の換算・計算機」を作りました。
これは、弊社ではまったく思いつかなかったアイデアでしたね。驚きました。通常業務の中で、案外ばっと単位が出てこなくて、確認したいというときは確かにありますから
「こんな便利なページがあるから使ってほしい」と既存顧客にも改めてアピールできると思いました。
「単位の換算・計算機」のページ
そして、弊社が最もアピールしたかった「メンテナンス」の部分については、かなり細かく情報を盛り込むことにしました。
例えば、コンプレッサーの導入後に気を付けるべきポイントや不具合事例を詳しく載せることで、「この会社はきちんと定期点検をしてくれるのではないか?」という新規顧客からの反応を呼び込みやすいものになったと思います。
機械工具販売の部分については、まずは各分野ごとに、弊社が取り扱うメーカーを精査する作業に時間をかけました。その数は200社以上をありました。
その中で、顧客がぱっと求めているメーカのものにより早く、分かりやすくたどり着ける構成になるように工夫をしていただきました。
このようなアドバイスをもとに、どのような内容にしていくか、チームで役割分担をして作業を進め、1ページずつ構成などを考えていきました。
情報量も多く、通常業務と並行しての作業でもありましたから、それなりに時間がかかったと思います。
依頼後、完成までにどのくらいの時間がかかりましたか。
制作に取りかかったのが2014年3月頃、完成したのはその年の12月です。2015年初頭に公開しました。
当初は、簡単にホームページはできるものだと思っていましたから、そう考えると、公開までは長かったのかもしれません。でも、その時間は必要なことでした。
ここまでやらなければ、弊社の本当に満足のいく、いいものはできないと思いました。
ラディカルサポートは、構想段階のやり取りに、かなり力を入れている制作業者だと思いましたね。
出来上がったホームページをご覧になってどう感じましたか。
「思っていた以上のホームページができた!」という満足感がありました。格好良かったですね。社員は私以上の反応でした。「すごい!」って驚いていましたね。
これまでいろいろ頑張ってきたことが報われたというか、ひとつひとつ作業を積み重ねてきたという甲斐があったというか。とても嬉しかったですね。
ラディカルサポートに伝えた要望は叶っていましたか。
はい、弊社が最もアピールしたい特長が、トップページで一目で分かるようになっていて、とても良かったです。
自社工場の紹介も「こういうことができる」という特長が分かりやすくアピールされていて、情報の更新もできるようになっていたことも、とても良かったですね。工場に携わっている社員も喜んでいました。
そして、「お役立ち情報」のページの反応をとても感じています。
いまも継続してアクセス数があるのは、「単位の換算・計算機」を使ってくださっているかたが、かなりいらっしゃるからだと思います。とても嬉しく思います。
実際に、見てくださっているかたから「こんな情報を追加してほしい」という要望をいただくこともあります。そこで一部追加した項目もあります。
全部きちんと見ようとしたら、短時間ではとても見きれないほどの情報量のホームページができました。変えられるところは変えながら、これからも顧客に継続して使っていただけるホームページにしていきたいですね。
ラディカルサポートのアフターフォローについて教えてください。
ホームページを公開した当初は、はじめて行う作業も多く、分からないことがたくさんありました。その度に担当の杉谷さんにメールや電話で問い合わせをしました。
ひとつひとつの作業について、分かるまで、できるようになるまで、何度も教えていただきました。数えきれないですね。しっかりと対応をしてくださったので、非常に助かりました。
今では、私を含めチームの人間は作業を把握して、問題なく行えるようになっています。更新作業は「思っていたより、そんなに難しいものではない」と思えます。ホームページでちょっと変えてみたいと思うことを、変えたいタイミングで自由に行えるようにもなってきました。
これはすごく大事なことですね。
公開してからすぐに問い合わせ数が増加!一気に新規顧客を獲得
ホームページを公開して、感じた変化はどんなものでしたか。
弊社が最もアピールしたかった「修理・メンテナンス」、納品後のアフターフォローの分野において、公開してからかなり早い段階で、メールや電話の問い合わせがわっと一気にはいってくるようになりました。それが一番感じた変化です。
いわゆるコンプレッサーという圧縮空気を作る機械のメンテナンスの時期というのは暑い時期・寒い時期は不具合が出やすく、時期的に多い時期ではありましたが、それでも例年と比べてはるかに多かったです。
思っていた以上の問い合わせがありました。
既存顧客はもとより、いままで取り引きがなかった顧客からの問い合わせが一気に増えました。
ホームページで対応エリアをうたってはおりますが、地域を問わず、問い合わせがありました。遠方ですと対応しきれない部分も正直ありましたが、それでも反応としてはとても嬉しかったですね。
私が会社を継いで、三代目になりますが、会長である父も、これだけの反応は想像以上だと驚き、とても喜んでいます。
新規顧客はどのくらい増えたのですか。
部品などを納めてその後も継続して取り引きをさせていただけるようになっただけでも、20件以上ありました。
スポット的な修理・メンテナンス、例えばコンプレッサーが壊れてしまったから修理や入れ替えをしてほしいというものを含めると、50件以上あると思います。
加工に関しても、図面が添付された問い合わせがかなり増えましたね。
月に一度、アクセス状況を解析したレポートをいただけるサービスをお願いしていた時がありましたが、レポートを見ると、検索数・アクセス数がずっと右肩上がりの状態でした。
なるほどな、と思いましたね。
これまでは、新規で問い合わせをいただくということは、月にせいぜい1~2件あればいい状態でした。
当然、新規開拓という営業活動は行っていましたが、新規で問い合わせが来ることはほぼ無いに等しい状況でした。
ホームページが「たくさん仕事をとってくる営業マン」のようになっている、と言っても過言ではないと思います。
来店数にも変化はありましたか。
はい。
既存顧客はもとより、弊社の近隣の修理中古業者、遠方からやってきて現場で作業をしておられる設備業者のかたなどの来店が増えました。
インターネットで検索をして来店してくださっているのだと思います。
ラディカルサポートに依頼して良かった3つのこと
第一に、弊社をより理解しようと、真摯に寄り添っていただけたということ。
本当に親身になって要望を聞いていただきました。まるで、もう一人の社員であるかのような、それほどの熱量を感じる対応でした。
業種があまり一般的ではないこともあり、弊社のことをしっかり知っていただきながら、段階を踏んで制作していきたいと思っていました。
そういった点でのやり取りはどうしても多くなってしまったかもしれませんが、結果的には、「よくここまで弊社のことを理解してくださった」と感謝しています。
そうでなければ、おそらくここまで充実した情報量のホームページはできなかったと思います。
第二に、分からないことに対して、きちんと丁寧に説明をしてくださるところ。
皆川さんをはじめ、担当の杉谷さんの印象はとても良かったですね。すごく真面目でした。
弊社から投げかけた疑問に対しては、必ず100点に近い内容で返してきてくれて、分かりやすく教えていただきました。対応も非常に迅速で、とてもやり取りがしやすかったです。
第三に、「この業種でこの顧客に対してアピールするにはこれが必要」といったノウハウをしっかり持たれているところ。
ラディカルサポートは、構想段階にかなり力を入れているということを感じました。そこが結果につながるのだと思います。
様々な業種においての豊富な実績と経験をお持ちですから「ホームページ制作のプロ」として安心して依頼することができました。
最後に、今後の抱負と、ラディカルサポートへ期待することをお聞かせください。
現時点でも、弊社が伝えたい情報がかなり目いっぱいに詰まっているホームページとなっていますが、新たに攻めていきたい分野の専門的なページを作りたいと考えています。
そこからさらなる展開、新規顧客の獲得を期待しています。その時はまたラディカルサポートの力をお借りしたいと思います。
弊社でホームページを作った時から、世の中の状況は変化していると思いますから、ラディカルサポートに最新の情報のアドバイスをいただきながら、見直しをしつつ、今あるホームページに活かしたいと思います。
これからも「顧客に継続して見ていただけるホームページ」の運用をしていきたいですね。
左:旭機工株式会社 代表取締役社長 根岸崇之様 (右:ラディカルサポート代表 皆川)
根岸崇之様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
※ 旭機工株式会社株式会社様のホームページ
取材日時 2018年8月