プロによるHPのリニューアル&広告運用で一般顧客をゼロから獲得し、悲願の下請け脱却を実現!成功の秘訣とは?
栃木県佐野市で車のガラスコーティングやカーラッピングなどの事業を展開する株式会社MISSION様は、2017年からラディカルサポートにホームページ制作と、ネット広告の運用を依頼。これによって個人顧客の獲得に成功し、長年目指していた下請けからの脱却を果たしました。今回は、ラディカルサポートに依頼した経緯や以前抱えていた課題、具体的な効果について、代表の菊池 俊之(きくち としゆき)氏にお話を伺います。
もくじ |
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創業22年、車のガラスコーティングやカーラッピングのプロフェッショナル
はじめに株式会社MISSIONの事業内容を教えてください。
カーコーティングのプロフェッショナル「カービューティープロ」に所属し、ガラスコーティングをはじめ、ウィンドウフィルム施工、フロントガラスリペア、ルームクリーニングといったサービスを展開しています。
社歴は今年で22年目を迎えました。
最近では、2021年からスタートしたカーラッピングが好評で、サービスの主軸になりつつあります。一般的にカーラッピングというと、いわゆる“デコ車・痛車”といった派手なものをイメージしますが、例えばドアハンドルのみ、ミラーのみといった部分的な施工も可能。色やフォントも細かく指定でき、デザインから印刷、施行まで一貫して対応できるところが強みです。
社内の様子
ラディカルサポートに何を依頼しましたか?
まず2017年にホームページ制作と、リスティング広告の運用を依頼しました。
その後、2021年に宣伝カーラッピング専用のホームページの制作も依頼しました。
集客目的でHPを自作するも電話は鳴らず大手チェーンの下請業に追われる日々…以前抱えていた課題
ラディカルサポートにホームページ制作を依頼する前はどのような状態でしたか?
市販のホームページビルダーを使って自分たちでホームページを作っていました。
以前は仕事のほとんどが新車を扱う大手チェーンの下請けで、「いつかは一般のお客さんからの依頼だけで仕事をしていきたい」という思いがあり、2014年に現在の事務所を構えたタイミングで、集客のきっかけになればと、ホームページを立ち上げたんです。
しかし、想定に反してホームページから問い合わせが入ることは「ゼロ」でした。それまでずっと業者を相手に仕事をしていたので、一般の方に営業をかける方法もわからず、途方に暮れていましたね…。
結局状況は何一つ変わらず、下請けの仕事に追われる日々から抜け出せずにいました。
セミナーで初めて出会ったマーケティングという発想。その難しさを知りプロに依頼することを決意
ラディカルサポートのことをどのように知ったのですか?
自社で作ったホームページがまったく機能せず、他の解決策を探していたとき、たまたま佐野市内でWEB集客に関するセミナーが開催されることを知り、参加しました。そこで講師を務めていたのが、ラディカルサポート代表の皆川さんだったんです。
セミナーは非常に具体的な内容で、初めてマーケティングという発想に触れ、「とにかくホームページがあれば集客できる」というそれまでの思い込みが間違っていたと気付かされました。
左:株式会社MISSION 代表 菊池 俊之 様 (右:ラディカルサポート代表 皆川)
ラディカルサポートにホームページ制作を依頼しようと思った決め手はどんなところでしたか?
セミナーの後、無料相談を申し込んで皆川さんとお話ししたとき、知識の豊富さに驚きました。おすすめの書籍まで紹介していただき、とても丁寧な対応で、「この人にお願いすれば間違いないだろう」と思えたんです。
また、それまでは広告にあまりお金をかけたくないという気持ちもありました。しかし、セミナーの話を聞いて、ダイレクトマーケティングの重要性を感じるとともに、自分たちには手出しできない専門的な領域であることもわかったので。「これはプロに任せよう」と考え方が変わり、ラディカルサポートさんに依頼することを決めました。
とはいえ、それまで月額2,000円弱のサーバー管理費しかかかっていなかったので、最初にラディカルサポートさんから見積もりを聞いたときはビックリしましたね(笑)
果たしてこの費用に見合った成果が得られるだろうかと半信半疑でしたが、下請脱却という悲願を目指してラディカルサポートさんを信じる…ただそれだけでした。
自社の強みを本気で見つめ直した制作期間。優れた提案力とデザイン力で想いの詰まったHPが完成!
ホームページ制作の工程で印象に残っていることはありますか?
従業員全員でマーケティングに関する研修を受けるところから始まって、ラディカルサポートの制作担当の方と連絡を取りながら、ページ構成やキャッチコピー、デザインを決めて…全てが初めてのことで貴重な体験でした。
そのなかでも特に印象に残っているのがペルソナ設定※です。ラディカルサポートさんから宿題を出されて、最初はまったくイメージできなかったんですけど。
必死で考えるうちに、少しずつ「年齢は55歳くらい、既婚男性で、何歳の子どもいて、こんな仕事をしていて、家に帰ってこんなふうに過ごしていて…」と頭の中で整理されていきました。
なぜここまで細かく空想の人物を想像しなければいけないのかと、最初は意味が分かりませんでしたが、このペルソナ設定を通して、マーケティングの“脳に汗をかく”ような感覚を理解できました。
また、キャッチコピーや原稿を考えたことも印象深いです。自社の強みを本気で見つめ直した、とても意味のある時間でした。
※ペルソナ設定:自社のサービスのターゲットとなる人物像について、年齢や性別といった各種項目を詳細に設定すること。設定したペルソナに合わせて、ホームページのデザインやマーケティング戦略を検討していく
ラディカルサポート代表 皆川
ラディカルサポートの担当者の対応についてはいかがでしたか?
制作期間中は専任の担当の方とたくさん話しながら進めました。ホームページの構成や記載内容について、積極的にご提案いただき、また細かいところまでフォローしていただき、とても進めやすかったです。
デザインについて、当初は黒ベースのダークでかっこいい雰囲気を目指していたんです。しかし、設定したペルソナに合わせ、もう少し親しみやすい方がいいのではないかと提案を受け、白ベースのデザイン仕上げていただきました。
HP開設から4年、毎日入る新規の問い合わせ。下請けから完全脱却し理想の働き方を実現
2017年に新しいホームページが完成したときの率直な感想を教えてください。
お客さんのターゲットを明確に意識し、そこに自分たちの想いをまっすぐ届けるキャッチコピーとデザインで、文句をつけるところはなく、素直に「最高のホームページができた」と思いました。
特にトップページの写真が気に入っています。カメラマンに撮影してもらうとその分費用がかかってしまうということで、素材から選んでもらいましたが、実際のイメージに近い写真で嬉しかったです。当社のサービス内容をよく理解されていると感じました。
ホームページのリニューアルと広告運用により期待していた集客効果は得られましたか?
はい、リニューアルから4年が経ち、最近では予想を遥かに上回る効果が出ています。
まず、リニューアルして間もなく、驚くほど毎日のように問い合わせがありましたが、そのほとんどは営業の電話でした。それが落ち着いてから徐々に一般のお客さんからの電話が増え、ここ最近は毎日1〜2件の問い合わせが入っています。
以前だと、事務所の前をたまたま通りがかり、看板を見て興味をもった人が社名でネット検索してようやくホームページにたどり着くというレベルでした。今はインターネットで「佐野 コーティング」「カーラッピング」といったキーワードで検索するだけでもかなり上位に表示されるため、地元の栃木県佐野市だけでなく、宇都宮市や、茨城県、群馬県、千葉県など、さまざまなところからお問い合わせが入るようになりました。
目標だった一般層の集客ができるようになったのですね。
株式会社MISSION 代表 菊池 俊之 様
そうですね。ちょうど一般のお客さんから問い合わせが増え始めた頃、長引く半導体などの部品不足や、新型コロナウイルスの感染拡大による部品調達の滞りにより、新車の納期が遅れ、逆に大手チェーンからの依頼がほとんどなくなったんです。
そのため、図らずも下請けの仕事から完全に脱却し、一般のお客さんからの依頼のみで過去最高の売り上げを記録しています。
ちなみに、こうした成功体験を踏まえて、2021年に宣伝カーラッピング専用のホームページの制作もラディカルサポートさんに依頼しました。
マーケティングで顧客獲得を成功させるための2つポイント
最後に、今回のホームページ制作および広告運用により顧客獲得を成功できたポイントをお聞かせください。
ポイントは2つあります。
まずは、自分たちだけでなんとかしようとせず、プロフェッショナルであるラディカルサポートさんに依頼をしたことです。知識を蓄えて自分たちで実践することも不可能ではないかもしれませんが、やはり遠回りになってしまいます。
専門家に相談すれば、余計なことを考えずに本業に専念しながら、フィードバックを受けて少しずつ学んでいくことができるので、お金はかかっても得られるものは大きいでしょう。
ポイントの2つ目は、すぐに効果が出なくても諦めなかったということだと思います。
ホームページをリニューアルしてから1〜2年の間は集客効果が安定せず、苦しい時期もありました。しかし、その間も毎月ラディカルサポートさんと打ち合わせを行い、ホームページの閲覧結果を分析しながら文章やデザインの修正を繰り返してきました。
今回の結果は、そうしたアフターフォローの賜物だと思っています。
自分たちのサービスに誇りをもち続け、ラディカルサポートさんを信じ続けることで、サービスを求めるお客さんを的確に呼び込み、その人のための仕事をするという理想に近づくことができました。
これからも時代のニーズに合わせ、ラディカルサポートさんと二人三脚でホームページを改善に取り組んでいきたいです。
お店の前で
菊池様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
今後も、どうぞよろしくお願いします。
※ 株式会社MISSION様のWebサイト
取材日時 2022年6月